一か月近く前に、「不整脈があるとお医者さんに言われた話。その1」という記事を書いたわけですが、それからあいかわらず不整脈に悩まされています。笑
今日はその続きの話をブログに書いておこうかなというしだいです。
前回は、私が街のクリニックに首が痛い、肩が痛い、息がしにくいという症状をお医者さんに伝え、不整脈の疑いがあるといわれたところから始まりました。それでレントゲン、心電図をとって、やっぱり不整脈だわ~これ!というわけで、紹介状をもらい心臓を専門に調べられる病院に行くというのが今回の話です!!
はじめて行った心臓専門病院
心臓の専門病院に行って気づいたのは、患者さんの年齢層の高さです。大部分は70代以上、若めに見積もってもおそらく60代以上、50代以下の患者さんというのは本当に1割もいないような感じで、まだまだ50代ぐらいと思われる方も別の家族の付き添いなどで病院に訪れているという感じの様子でした。
私が病院に行ったときはたまたまそうだっただけかもしれませんが、その光景を見たときは正直萎えました。私は明らかにその患者の中で一番若いですから。
思ったのはやはり高齢になると心臓が悪くなる方もたくさんいるということと、心臓は年を取ってから初めて悪くなるものなんだということです。
受付を済ませ診断時間まで永遠と待たされる
初めて行った病院で、それはそれは大きな病院。私は診察の予約などしていなかったので、これが何を意味するのかを知らないでいました。
患者さんの多くは定期的に診察を受けている予約組だったので、私の診察はその予約組の患者さんが終わった後ということになります。せっかく朝早く病院に赴いたのに、それだったらもっと遅くに病院に行けばよかったとそのときは後悔しました。
結果的に私はそこにいる患者100人近くが診断が終えるまで永遠に待ちぼうけ状態でした。その時間、実に5時間。もし私が70代でそれだけの時間待たされたら、絶望すると思います。いや、もしかしたら理不尽に怒り散らすかもしれません。
さらに、前日クリニックでもらった心臓病の薬を初めてその日は飲んでいたので、副作用的な何かで体調がすこぶる悪いです!!!
もらった薬は不整脈を抑えるための、血圧を下げる薬のようです。
せっかく大きな病院で調べてもらうのに、薬を飲んでいつもの状態と違う状態で検査を受けてしまったミスに気付くのは、すべての検査が終わったあとだったりします。
ちなみに、薬を飲むと明らかに心臓周辺の違和感を感じやすくなります!
その日いた患者の中で、私が一番体の違和感を感じていたのではないかと感じています。
心臓の違和感がすごすぎて、常に体を動かしたくなるような、気持ち悪いような症状が永遠と続きます。完全に薬の副作用だと今は思います。
待合室で誰も心臓に違和感を感じてクネクネなどしていないのに、明らかに一番若い私がクネクネ落ち着きがないです。
しかも、その状態で5時間です。
途中のエコー検査
診察を受ける前に、エコー検査があいているということで、途中エコー診断をやってもらいます。
冷たいゼリーを胸に塗られ、機械を当てます。
エコーは20分近く続きます。地味にやることがないです。ただ寝転んで医師が検査するのを待つだけです。
暗めの部屋で白衣の医師と二人きりの検査は緊張して、余計に脈拍をおかしくさせます。
この20分間は私に死が近づいているのではないかとただ考える時間です。
そりゃそうですよ!特に喋ってくれない医師が黙々と私の心臓をエコー検査しているのですから。
そして、エコー検査が終わったら、また待合室で、すべての患者がさばき終わるまで待ち続けます。
聞こえてくる70代患者の心臓病エピソード
待っている途中、心臓病の70代ぐらいのおじいちゃんがその家族(付き添い)に自分の心臓の症状を話しているのが聞こえます。
「食べたあとがやっぱり心臓が悪くなるんじゃ」
「そうですか、もう一度先生に言ってみましょうか?」
「あと、寝転んだ時がひどいわ」
なぜか70代のおじいちゃんに共感する私がいます。
エコー検査の後、自分が悪い症状の未来しか浮かびません。
さばき終えた100人患者、いざ診察室に入ると…
周りにはもう数人しか残っていません。とうとう私の診察の時間が回ってきます。
診察室に入り、軽い挨拶をして、イスに座った一番初めの言葉は私の想像をはるかに超える言葉でした・・・。
「ボクと浅田先生は大学の同期だから。だから、ボクがあなたを見ることになったんだよ!」
「は?」
それを第一声として聞いたとき、あっけにとられた感じと同時に、「いやいや知らないから!」というちょっとしたイラつきを感じました。
ただそんなことを表情に出すわけにもいかず、適当に「そうですか」と返しました。
診察まで朝から5時間待ち続け、やっと診察室に通されたと思って最初に言われた言葉が「大学の同期だから」というのは少し苛立ちます。ただ純粋にお茶目な先生だと笑ってしまう気持ちも今はあります。
その医師に言われた診察結果というのは、「たぶん大丈夫だと思うよ、ただ、もうちょっと心臓が元気に動いていてもいいかな」という言葉でした。
「歯切れが悪い…」
先生の言葉を聞いたときそう思いましたが、同時に、「あっ!もらったばかりの薬を飲んだからだ!」と自己完結の気づきがありました。
紹介状書いてくれるなら薬を飲むタイミングも教えてほしかったです。せっかく普段の生活の心臓状態を見て貰いたいのに、前日に薬をもらって飲んでしまったらそれはこれまで異状を感じていた心臓状態とまるで違うわけですから。
最後にお医者さんは「一応半年後ぐらいには、もう一度検査した方がいいよ!」と助言を授けてくれました。そして、
「何か最近あったの?」
と一応聞いたけど感あふれる聞き方で、何が原因なのかをさぐろうとしてきます。
私は「少しストレスに感じることがあって・・・」と説明すると、「大変だね~」とおっしゃいます。これはまさに前日に訪れたクリニックの先生と同じ対応でした。
さすが同じ大学の同期というか、いわゆるテンプレなんでしょう。
おわりに
今まで何気なくもしかしてこれ動悸じゃないか?もしかして不整脈じゃないか?と思っていたものが、病院に行くことで確定してしまい、心身的疲れがあります。
個人的には「心臓神経症」なのでは?と思う部分もあります。
体調がよくなる傾向はまるで感じないですけど、あまり気にしないで過ごせればなと思います。
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