
活動再開から初めての配信ライブ「in my room」を開催
新山詩織さんが活動再開してから初めて配信ライブを開催されました。ライブタイトルは「in my room」。
ライブ時の公式サイトの予告ニュースは以下のリンクから。
なお、すでにアーカイブ配信は公開期間が過ぎ非公開になっています。
新山さんの優しい歌声で始まる配信ライブ
少し緊張したような顔つきでカメラのそばのスタッフさんとアイコンタクトをしてライブ開始を探る様子で始まりました。冒頭に歌った楽曲は「冬が終わり~」の始まるこの歌。そうです。新山さんが活動再開を知らせる公式SNSで投稿されたこの曲です。曲名は『smile for you』。
この曲は新山さんの優しい歌声が特に際立つ曲だと思っています。
最初聴いたときに感じたのは、2年ほど経っていたのに歌声はまるで変わらない。人前で歌っていないブランク期間があったのに、当時の表現力を維持していて、さすがプロだなと思いました。
次に披露したのは2ndアルバム、「ハローグッバイ」から「気まぐれ」

2曲目に疲労した曲は、新山さんのアルバム「ハローグッバイ」から「気まぐれ」という曲が歌われました。
個人的にこの曲は独特のリズムと歌詞がすごく好きでここで聴けてとても嬉しかったです!
休止中の出来事を語る

「気まぐれ」を歌い終えると、挨拶をし、休止中の出来事を語りました。
運転免許の取得をしたこと、専門学校へ行っていたこと、そして、人との関わりや出会いについて語っており、休止中の頑張りや成長を感じ取ることができました。ここでの会話からは本当に新山さんにとって大切な期間になったんだなということを知ることができました。
普段ほかの人が日々をどう過ごしているかを気にする機会はあまりないですが、こうやって充実した日々を過ごす人の存在を知ることで、自分の生活をもかえりみるきっかけにもなり、すごくここでの話が印象に残りました。
「だからさ」

休止中の話を語ったあとに歌った楽曲は「だからさ」という曲です。
この曲は新山さんの初めての曲でもあり、新山さんという人を表す象徴的な曲だと思っています。
自分の心と対話するかのようなこの曲は、恐怖や時間など自分の恐れや不安をうまく吐露できている曲だと感じます。しかし、それでも歌には抗う強さも感じる不思議な曲です。
私はこの曲が特に好きで、これまでに本当に何十回、何百回と聴いているように感じます。
あれやこれやと考えている時間というのは、言ってしまえば空虚な時間だと思うのですが、そんな時間もこの曲を聴くことで何かを埋めてくれるような充足感を与えてくれるのです。
新曲

この日は新山さんの新曲も披露されました。
しっとりと歌い上げるこの新曲は、来ない返事を待ち続けるさみしさを表現しているようです。想いが伝わらない少し切ない気持ち。私のことはどう思っているのか?好きなのか?ともやもやした感情を表現した曲のように感じました。
いつかCDなどで歌詞を見ながら聴きたいと思うそんな曲でした。
視聴者の方のコメントを読み上げる
新曲の次は新山さんがiPadを使って視聴者の方のコメントを読み上げるという時間がありました。
ネイルについての質問に答えたり、服装についてのコメントに答えたり、コップで飲んでいるものは何なの?などファンの方の素朴な疑問に答えていました。個人的には飲んでいるものは何なのか気になっていたので、この質問に答えていたのは上がりましたね。
話し方も落ち着いてていてとてもリラックスしていて、まさに「in my room」だなと思いました。
グッズ発売のお知らせ
今回のライブを記念してグッズの販売をしているということでお知らせがありました。
マグカップを持つ手のイラストがおしゃれで良いなと思いました。
「きらきら」
ライブの終わりは「きらきら」で締めました。
終わりにふさわしい曲で、優しくしっとりと歌いあげるのがとてもよかったです。
新山さんは内なる強さを感じるような曲もよいのですが、やはり優しい曲も同時に私は好きだなと思いました。
新山さんにとって表現したい歌という理想は当然あるとは思うのですが、私は優しい曲をもっと歌ってほしいなと思いました。「日本財団」とのタイアップで披露した「愛は勝つ」のカバーは特に好きでした。
優しい曲はライブの盛り上がりを目指していくと主となる曲ではないかもしれませんが、しかし、この時代にはそういう曲があっているのではないかと感じます。わーきゃー騒げないこんな時代だからこそ求められるそういう曲を作ってほしいと考えます。
おわりに
今回久しぶりに新山詩織さんの歌が聴けて嬉しかったです!
休止期間を挟み、世界は以前とまったく違う常識の世界へと変わっていきましたが、新山さんの歌声は変わっていなく、その変わっていない様子が嬉しかったです。
しかし、休止期間中の話から内面の成長を知ることもでき、これからどんな歌を歌っていくのかとても楽しみになりました!
また、これからの活躍を楽しみに待ちたいと思いました。
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