ムカデが天井から落ちてきた
タイトルの通りなのですが、夜中パソコンで作業をしていると、「ポト」という音とともにムカデが天井から降ってきました。
部屋にムカデが出てきたのは今年初めてです。昨年以前にもムカデを見かけたこともあるので、季節的な事情のほかにも家のつくりとしてムカデが入り込みやすい傾向があるのだと思いますが、実際に生きているムカデが天井から降ってくると声を上げてしまうほど驚きました。
落ちてきた場所が…
生きているムカデが部屋に自由に動いているかと思うと気持ち悪いので、すぐに処理をしようと考えていると、ムカデは机と壁の狭間に落ちてしまいました。
その場所はとても手が入るような場所ではないので、処理しそこねたという感じです。
しかしながら、動いているムカデが部屋にいるというのもどこか気味が悪いので、以降ムカデの対策についてすぐにネットで調べることにしました。
以下はその情報のまとめです。
ムカデの基本情報
まずはムカデについて生物としてどんな特徴があるのか調べてみました。
まずはWikipediaを参照しましたが、正直ページを見るのはやめておいたほうがいいかもしれません。
実際に動いているモノを見た後だったのでそう思うのかはわかりませんが、Wikipediaらしく多くの画像が掲載されているので、多少見るのが憚られられました。昆虫の図鑑などを見るのが好きな人はたぶん大丈夫だと思いますが、それが嫌いな人は見ないことをおすすめします。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ムカデ
ムカデはじめじめ、暗い、せまい、エサが豊富なところが好き
ムカデは梅雨の時期になると部屋で見かけることが多くなります。
それはじめじめとした湿度の高い空間を好むからです。
5月頃になるとムカデが家の中で発見されるということが多くなってくるので、この時期はムカデの対策が欠かせません。
また、同時にムカデは、薄暗く、せまい場所を好み生活しているようです。
普段ムカデは人家の中に巣を作ることはなく、外の木の裏や石の下、落ち葉の下などにいることが多いです。
これらの場所に共通するのは、じめじめとしていて、薄暗く、せまいという部分です。
家の中ではこういうムカデが好む場所を作らないようにする対策が必要です。
ムカデは肉食
ムカデは肉食性の生物です。ゴキブリなどの虫を食べるようですが、ムカデの種類によってはカエルやトカゲなどを食べることもあるようです。
ムカデは湿度の高いじめじめしたところが好きと書きましたが、このような場所を好むのはダニもそうです。
湿度が高いじめじめとした場所にはカビが発生しやすくなります。
ダニはカビを食べるので、ダニにとって好都合な場所となります。
そして、ゴキブリはダニを食べると言われています。
そんなゴキブリを食べるのがムカデのようです。
つまり、湿度の高いじめじめした空間を作ることは、人間にとって入れたくないものを入れてしまうきっかけになるかもしれません。
部屋の中にカビが発生するなんて嫌だし、ダニもゴキブリも、当然ムカデだって嫌ですよね?
だったら、そうならないためにしっかり対策をしなければなりません。
色々なムカデ対策の方法
ムカデはじめじめとした高湿度の場所を好むので、まずは湿度を下げるために除湿が必要です。
換気をしよう
外気の湿度が低ければ、こまめに窓を開けて換気を行いましょう。雨の日など外の湿度が高い日は逆に部屋に湿気を取り込んでしまうので、換気以外の方法で除湿対策をしましょう。
除湿器を購入してみよう
窓を開けることが難しいのであれば、除湿器を購入し、部屋に置くことを考えてみてください。
除湿器の値段は安いものは4000円ほどからあるようですが、持続的な除湿効果をもたらすのは1万円以上のタンクが大きい高価なものだということです。
梅雨の時期にぴったりな、洗濯物の部屋干し(衣類乾燥)に対応した機種もあるようなので、合わせて検討してみてください。
エアコンの除湿(ドライ)機能を使ってみよう
除湿器がない方は、エアコンの除湿(ドライ)機能も効果があるようです。
空気は気温が高いほど水分を多く含むことができ、また、気温が低いほど水分を少なく含むという性質があります。(=飽和水蒸気量)
エアコンの除湿ドライ機能は、湿度の高い空気をエアコンに取り込み冷媒部分で冷やすことで水滴となって水分が出現させています。その水分はエアコンに取り付けられたホースを通して外に出してくれるので、水分を取り除いた空気を部屋に戻すということで空気が除湿できるという仕組みになっています。
除湿機能を使うことで、水分が取り除かれることになるので、さらさらの空気に部屋が満たされることになります。
人間は同じ気温でも、湿度が高いほど暑く感じ、逆に湿度が低いほど寒く感じるという傾向があります。除湿機能は、単に気温を下げる冷房機能とは違って、部屋の湿度に重きをおいて作られた機能であるため、部屋をじめじめとした高湿度の空間にしないという意味で一定の効果があります。
しかしながら、エアコンの除湿機能は基本的に夏に使う前提で作られているので、外気温が21℃前後以下になると、除湿量が激減するようです。
また、エアコンは湿った空気を取り込んで、冷やすことで除湿してしているので、設定温度は室温より低く設定する必要があります。
除湿剤を置くことはおすすめできない
除湿対策として物置や押し入れなどで使われるのが除湿剤ですが、こちらは広い部屋を除湿するときにはあまり効果がありません。
理由は簡単で、除湿量が少なく、また不経済であるからです。
こういう小さな除湿剤というのは除湿器が入らない狭い場所に置くということが前提なので、除湿量が少ないのは当然です。また、一つ大体100円前後するので、それであるならば電気代的にもエアコンなどの除湿機能を使った方が随分とましなようです。
ただし、除湿器やエアコンが設置されていない場所の除湿であれば、当然除湿の機能をある程度果たしてくれるでしょう。
部屋を掃除しよう
ムカデの住み着く場所にしないというために、部屋をこまめに掃除するようにしましょう。
なぜなら、ムカデのエサのもとなるものを減らすことができるからです。
ムカデ対策グッズを検討してみよう
虫コロリアース一撃必殺くん煙剤
こちらはアースから出ているものでダニやゴキブリに使うアースレッドやバルサンなどの商品と同じ、けむりで対策するものです。こちらはムカデのほかにクモやアリなどに効果があるようです。
価格は900円前後位のようです。
詳しい説明はこちらを参考にしてみてください。
アースオンラインショップ|https://www.shop-earth.com/?pid=109554795
ムカデコロリ 容器タイプ
こちらは同じくアースから発売されている商品で、ムカデの侵入口や通り道となる玄関先やコンクリート面などの殺虫剤をまきたくない箇所に使う置き型タイプの対策グッズです。
価格は700円前後のようです。
ムカデが発生する5月以降の時期によく売れているようで、Amazonなどで品薄になっているみたいなので、以下のアースオンラインショップなども購入場所の一つになるのかもしれません。
アースオンラインショップ|https://www.shop-earth.com/?pid=104432506
虫コロリアース(エアゾール)
こちらは同じくアースから発売されている商品で、噴射タイプの対策グッズとなります。
商品説明欄に書いてある「色々な種類(名前のわからない)の不快害虫の退治に」という表現がなんとも心強く感じます。
価格は800円前後のようです。
アースオンラインショップ|https://www.shop-earth.com/?pid=104430974
注意
殺虫剤などの対策グッズをするときには使用用法・注意などしっかりと読み対策をして使うことが必要だと思います。
私はいつも適切なタイミングで換気をすること、必要に応じて食べ物や電子機器などを保護すること、ペットなど生き物を避難させること、必要に応じてマスクや防護メガネなどで体内に薬剤を入れないようにさせるなどの対策をするように気をつけています。
対策は自分の状況にあった方法で適切に行うのが良いと思います。
まとめ
ムカデはじめじめ空間を好むので、部屋の除湿対策をしっかり行うべきです。
除湿器など、ときにはエアコンの除湿機能も使いつつ、湿度を気をつけて暮らす必要があります。
ムカデ対策グッズは煙タイプ、置き型タイプ、スプレータイプなど様々なものがあるので、各自必要なもので対策をするとよいかと考えます。
また、こういったものを使うときには、説明書を確実に読み用法・注意などにも気を配らなければならないです。
私も調べてみたムカデ対策をもとにこれから実践していきたいと思います!
参考
除湿運転で湿度が下がらない|https://www.fujitsu-general.com/jp/support/faq/as/0056/index.html
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