パ・リーグ公式戦、オープン戦、交流戦、クライマックスシリーズ、二軍公式戦などパ・リーグのすべてがライブ配信で余すとこなく楽しめる「パーソル パ・リーグTV」というものを知っていますか?
月額料金を払えば、スマートフォンやパソコン、テレビから見られるものなのですが、実は「パーソル パ・リーグTV」が公式に運営するYouTubeチャンネルも存在します。
こちらはYouTubeなので誰でも見られる動画となっていますが、一つ一つの動画につけられる動画タイトルがおもしろいので今回はいくつか紹介してみます。
(パーソル パ・リーグTV 公式)PacificLeague TV とは?
まずは「(パーソル パ・リーグTV 公式)PacificLeague TV」のYouTubeチェンネルについて紹介します。
「(パーソル パ・リーグTV 公式)PacificLeague TV」は2020年5月7日現在登録者が32万人となっています。チャンネル説明欄には「パ・リーグTVが運営する公式チャンネルです。パ・リーグ6球団の選手たちが繰り広げる見逃せないプレーお届け!」と書いてあります。
野球が好きな方の人口を考えるとまだまだ登録者数は増えてはいないような印象を持ちますが、このところ1日に何本もの動画をアップしているみたいなのでもっと登録者が増えそうな予感がします。
動画を紹介する前の前置き
さきに断っておきますが、記事を書いている私は野球を見る習慣がありません。知っている野球選手も数えられるぐらいしかいません。しかしながら、好きな選手もいて、大谷翔平選手と斎藤佑樹選手の二人が好きです。
以下で紹介する動画は野球についてほとんど知らない人の目線でおもしろく感じたタイトルを紹介しています。「野球を見たくて動画を見てみた」というよりは「タイトルがおもしろかったから野球動画を見てみた」という感じの接し方です。
おもしろいタイトル動画
プロ野球ファンの感覚を麻痺させてしまった投球
一つ目は「 プロ野球ファンの感覚を麻痺させてしまった投球」というタイトルの動画です。動画概要欄には以下のように説明書きされています。
【名場面プレイバック】2014年6月4日 北海道日本ハムと広島による一戦。北海道日本ハムの先発・大谷翔平(当時)が当時の自己最速である160キロをマーク。今となっては160キロ超えが当たり前となってしまったため、プロ野球ファンの感覚を麻痺させてしまった投球に認定。
個人的にこの動画のタイトルは、パ・リーグTVという野球専門チャンネルの中の人が、「ファンの感覚を麻痺させてしまった」と表現していることがおもしろいと感じました。
野球をあまり見ない私からすると、160キロという球速はとても速い球だと感じていますが、それは同時に野球好きなプロ野球ファンの方も同様に速いと感じる球であったと思います。
しかしながら、今では160キロ越えが当たり前になり、この動画にタイトルをつけた野球チャンネルを運営する中の人にも、おそらくそれは衝撃的なことだったのだろうと、タイトルから想像できることがおもしろいなと感じました。
一見するとただの野球ファンがつけそうな動画タイトルを野球専門チャンネルを運営する公式の人が、動画にそのようにつけていることが野球ファンではない目線でおもしろく感じるということです。
その密着、アウトです。※6年前のためセーフ
二つ目はこの「その密着、アウトです。※6年前のためセーフ」という動画です。この動画の説明として「密です…が6年前の映像なのでセーフです。」と書かれています。該当箇所となる2分28秒を見てみると、選手の二人が接触しかけ、一瞬密着状態になっている部分がタイトルの由来になっているようです。
6年前の映像になっていますが、2020年の感覚でいうと密着でアウトな印象を受けます。
最初動画のタイトルを見たときに、どういう意味で書いているのかわからず、なんか野球のルールが6年前と変わったのかな?と疑問に感じていましたが、動画を見て納得できました。
野球に興味のない私にさえ動画を見させようとしたそのタイトルの名づけ方に感心しました。そして、同時におもしろいなと感じました。
永江、直径5mくらいのグラブで守ってる説
三つ目は「永江、直径5mくらいのグラブで守ってる説」という動画です。この動画説明には以下のように書かれています。
【名場面プレイバック】2013年5月20日 埼玉西武と阪神による一戦。打球がショートへ飛び、遊撃手の永江恭平がまるでボールが吸い付くようなグラブさばきで打球を処理。鮮やかなプレーを披露した。なお、5mのグラブはさすがに人間は着用できない模様。
個人的に永江選手のプレーの上手さを直接褒めるようなタイトルでいいと思うのに、「直径5mくらいのグラブで守ってる」とひとひねりして表現しているのがおもしろいと感じました。
そして、動画説明の最後には、「なお、5mのグラブはさすがに人間は着用できない模様。」と自分で自分につっこんでいる姿がユーモアありおもしろかったです。
おわりに
野球動画をほとんど見ない私が、”動画のタイトル”で野球動画に惹きつけられたということが、これまでになかったので本当に貴重な体験でした。
おそらく動画をみてもらうために、ちょっと風変わりな動画タイトルを狙ってつけているんだと思いますが、私はそれに上手く誘導されたように考えます。
しかしながら、普段自分から進んで見ることのない変わった野球プレーが見られたことは、とてもよかったです。
普段のテレビで見る野球ではなかなか見ることができない野球の一面を見られたことで、野球をもっと見てみようというきっかけになったように思います。
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