現在テレビで再放送中のドラマ「野ブタ。をプロデュース」。そのドラマに出てくる「蒼井」役を務める柊瑠美さんという方は実は千と千尋の神隠しの「千尋」役の声優を務めていました。ここではそのことについての感想を書いています。
現在再放送中のドラマ「野ブタ。をプロデュース」を楽しみに見ています!
私は現在楽しみにしているドラマがあります!それは「野ブタ。をプロデュース」です!
この作品は2005年に放送されたドラマなんですが、それが現在テレビで再放送されているということで私はそれを楽しみに見ています。
実は2005年に放送されたときも見ていた記憶があり、当時の記憶を辿るような気持で2020年になった今も楽しみながら見ています。
蒼井さんが苦手だった
以前見ていたときも、そして今回年月が経った今見ても、やはりドラマに出てくる「蒼井」という人物が苦手なんです。
それは陰湿ないじめの犯人であったということが背景にあると感じます。ドラマに限らずいじめの加害者の思考というのは理解できない部分が多く、平気でひどいことをやれる思考が自分の価値観では理解できず、いじめの犯人イコール怖いという感情が結びついてしまって、ドラマという役柄であるけれども好意的に見られない人物の一人でした。
ドラマの役柄とわかっていても役そのものでなく、演じている人すら苦手になってしまうというのは、私がまだ幼稚であることの裏返しだと考えます。しかしながら、いじめに関してだけは演じている役者さんですら「怖い」、「苦手」という感情が残ってしまうのは、私自身の過去の恐怖感によるものだと思います。
そう思わせられるのも演じる役者さんの演技のうまさがよりそうさせるのだと考えます。
「蒼井」役の柊瑠美さんをネットで調べてみた
たまたまテレビで放送された最新話をリアルタイムで見るのを忘れてしまったので、TVerを使ってネットで見ることにしました。よく番組の最後にTVerでも見られると宣伝していたので助かりました。
ちなみに私が見逃したのは「野ブタ。をプロデュース」の第9話ですね。一応TVerのリンクを貼っておきますが、見られる期間が限られていることを先に断っておきます。
この日の話というのは、信子をいじめていた蒼井に直接振り回されるような話の展開となっています。最後、蒼井は信子や修二、彰の前からある理由があって去ることになりますが、いじめの犯人である蒼井自身も悩みそれを解決しようとする姿が描写されており、見ていて蒼井に感情移入する気持ちにもなれる話でした。
ドラマを見終わって満たされた気持ちがあると同時に、蒼井役の女優さんがなぜか気になりました。そこで、TVerの説明欄を見ると、蒼井役を演じたのが「柊瑠美」さんということに気づきます。
最初、申し訳ないことなのですが、なんて読むんだろう?と思ってググると、「ひいらぎ るみ」さんと読むことがわかりました。
そして、この方は今何をしている方なんだろうと思い、オフィシャルブログを閲覧してみたところ、最終更新日が2020年5月21日なっており、それがまさに最近で、そのブログを見て、まだ今も女優さんを続けられている方なんだということを知りました。
柊瑠美オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/hiiragi-rumi/
それから、さらに気になってWikipediaを見てみたところ、こんな情報が載っていました。
2001年、『千と千尋の神隠し』にて主人公・荻野千尋の声を演じ、一躍時の人になった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%8A%E7%91%A0%E7%BE%8E
私は『千と千尋の神隠し』がめちゃくちゃ好きなんですよね!そして、そのキャラクターでも「千尋」が一番好きなんです!
そんな千尋の声優さんを柊瑠美さんがやっていたと知り驚きました!
たしかに、変わった苗字の割にどこかで見たことがあるような印象がありました。
しかしながら、こんなにも有名作品に出ていたなんて驚きました!
物事の好き嫌いはちゃんと調べてからでなければわからない
そろそろまとめに入りたいと思いますが、今回このような発見があって、やはり物事の好き嫌いというのはちゃんと調べてからでなければ判断できないことだなと感じました。
実際、2005年当時見たときの野ブタ。をプロデュースの蒼井さんの印象というのはいじめの犯人、黒幕みたいな悪い印象でしかなく、今回ドラマで見直してわかったように蒼井さん自身も変わろうとしている描写がされていたりと、ただただ悪い人とは映っていなかったわけです。
もし、今回こんな再放送というきっかけがなければ、私の中での野ブタ。をプロデュースの蒼井という人物は悪い人で、怖い人というイメージのままだったということです。
そして、それは同時に、蒼井という人物を演じた柊さんのイメージが悪いままだったということになります。
しかしながら、実はそんな方が自分が好きな作品の好きなキャラクターを演じているわけでしたので、演じるキャラクターだけで、その演者自身を好きになっても嫌いになってもいけないなと感じました。
実際問題、演じたキャラクターにイメージが引きづられるということはよくある話だと思うのですが、そんなことがないように気をつけなければいけません。
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